早春の尾瀬【1】風景編 [尾瀬]
2022年5月28~29日撮影
残雪の尾瀬から約1か月、すっかり雪が消えた尾瀬ヶ原へ行って来ました。今回は山の鼻にテントを張り尾瀬ヶ原や三条の滝にも寄るという欲張りプランです。滝に行くなら見晴らしにテント張る方がよいのですが、上田代の早朝の景色などが撮りたかったので山の鼻になりました。
初日は予報に反して曇り空でときおり小雨も降る始末・・・しかも風が強くてこれも予想外に夜も吹いたおかげで日曜日はピーカンにもかかわらず霧も出なくて期待した白虹はだめでした。結局強い風は日曜日も続いてしまいました。空撮には難題でしたがなんとか撮りたいところは撮れました。
花も増えて水芭蕉は各所で見頃です。新緑も綺麗で撮影もはかどりすぎました(^^;) そんなわけで写真が多いので数回に分けてアップします。まずは風景編です。
【機材:SONY α6600/TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD/11-20mm F/2.8 DiⅢ-A RXD 】
↓↓ 上田代。朝方は日差しもありましたが風は強いです。逆光でキラキラひかるのが綺麗でした。
↓↓ 振り返れば残雪が残る至仏山が綺麗。
↓↓ 上田代の北側にある八海山の新緑がまぶしいです。
↓↓ 平滑ノ滝。 普段はさらさら流れる幹事ですが大増量ですね。
↓↓ 三条の滝。こちらも凄まじい瀑布となってました。前日に降った大雨はあちこち冠水するくらいでしたのでその水が一気に流れてきて融雪水と加わって普段より5割増しって感じです。
↓↓ 段吉新道のブナの新緑も素晴らしいです。林床にはまだ少し残雪が残っていました。
↓↓ 赤田代と東電の分岐付近の水芭蕉群生地が見頃でした。
↓↓ 朝は曇っていたのに滝から戻ってくると桧枝岐側は良い天気でした。燧ヶ岳裾野の新緑が美しいです。
↓↓ 夕方、雲はかなり減りましたが夕焼けにはなりませんでした。暖かい夕陽が湿原を照らし温かく見えますが、実際は冷たい風が吹きすさ大変でした・・・
↓↓ 雲が多いですが各所で星空撮影をしました。夜まで龍宮小屋で談笑してから山ノ鼻に帰りすがらの撮影です。
↓↓ 燧ヶ岳上空には夏の大三角がみえています。
↓↓ 山の鼻湿原にくると天の川がうっすらと見えていました。
↓↓ 日曜日の朝は微風でしたが、霧も無く白虹は駄目でした。上田代の大池塘ではこの二日間ではベストな逆さ燧ヶ岳が見れました。この状態は長く続かず日の出とともにまた風が強くなってしまいました。
↓↓ 名残の尾瀬ヶ原湖に色づいた至仏山が映ります。
↓↓ そして、日の出です。
↓↓ シラカンバにだけ光があたり浮き出るようでした。
↓↓ 定番の中田代のビューポイントの水芭蕉。ちょうど見頃でしょうか。
↓↓ リュウキンカと至仏山
↓↓ 竜宮十字路からの景鶴山
↓↓ 見本園から至仏山の裾野の新緑と残雪のコントラストが美しいです。
↓↓ 見本園の中央部の水芭蕉群生地。小降りですがびっしりと咲いています。
↓↓ 残雪の峰と新緑と青空、水芭蕉の組み合わせが秀逸です。
次回はお花編です。
残雪の尾瀬ヶ原【2】 [尾瀬]
2022年4月23~24日撮影
今回もあちこちで空撮予定をしていましたが、あいにくの天気で思うようにというかほとんど実現出来ませんでした。唯一、日本第二位の太さの天然カラマツは撮影出来ましたが予想より周りの樹木が多いしモノクロームな世界ではあまく表現できませんでした。まあそれでもいくつかアップしたいと思います。
【機材:DJI MAVIC Air 2】
※空撮におきましては、国交省の1年間全国包括許可取得済み。東京パワーテクノロジーの調整済み。会津森林管理署の許可済みです。
↓↓ 研究見本園側から尾瀬ヶ原方面を展望。かなり川がくねってるのがわかりますね。
↓↓ 真ん中のが日本大に位置の太さの天然カラマツです。
↓↓ 上田代の氾濫現場です。木道に沿って雪が割れてるのがよく分かります。こんなことは現地の人でも初めてという話です。
↓↓ 中田代の下の大堀川です。
↓↓ 中田代の至仏山側ですね。
↓↓ ヨッピ川の向こうに東電小屋。
↓↓ ヨッピ橋を上空から。まだ橋板が入ってないので鉄骨だけです。
残雪の尾瀬ヶ原 【1】 [尾瀬]
2022年4月23~24日撮影
今年もいよいよ尾瀬シーズンが始まりました。1発目は龍宮小屋に宿泊しようと早々に決めて最初の営業日である23日に予約。今回は尾瀬仲間の堀口さんと一緒に行くことになりまして公共交通機関仲間でもあるので往き帰り同じとなりました。
当初は雪が多いということでしたが4月に入ってからの高温と雨の影響で雪解けが早まってしまい例年並みか少ない状況でした。しかも天気がイマイチで初日は晴れ雨曇りと忙しい天気。なんとか星空は見れましたが翌日は朝から想定外のガスガスで下山まで稜線が見えることがなかったです。ドローン撮影も消化不良でなんだかなあという感じの初尾瀬でした。
【機材:SONY α6600/TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD/11-20mm F/2.8 DiⅢ-A RXD 】
↓↓ 残雪抱く至仏山。午前中はすっきりと青空も広がってました。
↓↓ 小至仏山にはアリの行列のように登山者が連なってました。
↓↓ 冬枯れの森
↓↓ 日本第二位の太さの天然カラマツ。前々から気になってましたがやっと間近で見ることが出来ました。大人が3人くらい手を広げた太さです。
↓↓ 雪解けが急激で木道沿いに水が流れ雪がボコボコ割れてました。通行はとても危険です。
↓↓ 晴れていれば水色の水たまりになるのですが・・・
↓↓ 周辺の山肌はすでに根開けが広がってました。4月20日前後でこれだけ根開けしているのは雪が少ない証拠です。
↓↓ ふりむくとなんだか壮大な雲が出てました。
↓↓ 景鶴山。この時期は多くの人が三丁を目指します。
↓↓ 霜焼けしてない綺麗な水芭蕉が1つ咲いてました。雪解け早いので中田代当たりの水芭蕉は5月中旬くらいが見頃かもしれません。
↓↓ 龍宮尻付近
↓↓ 夕方、景鶴山の上が焼けていたので外に出ると。どんどん焼けて良い感じの夕焼けになりました。尾瀬で綺麗な夕焼けを見るのは久しぶりです。
↓↓ 夜は薄雲があるものの星空が出ていました。新調した超広角ズームの11-20mm F/2.8 DiⅢ-A RXDでテスト的に撮影してみました。換算16.5㎜です。
↓↓ 16.5㎜とはいえ周辺部は歪みがよく抑えられていて綺麗ですね。もっと沢山の星空でテストしたいです。
↓↓ 日曜日は朝からガスガスでした。残雪期にこんなにガスるのを体験するのは初めてかもです。
秋の燧ヶ岳空撮動画 [尾瀬]
2021年10月3日撮影。
昨年の10月に燧ヶ岳に登ったときの空撮動画をやっと編集しました。夏に一度空撮したことがありましたが強風で思うように撮れなかったのですがこのときはほぼ無風で存分に撮ることが出来ました。御池に下山時には熊沢田代や広沢田代も空撮できたので入れてあります。
かなりカットしましたがそれでも余すところなく見て頂きたいので16分まで縮めました。お暇なときにでもご覧頂ければと思います。画像は4Kなので対応するモニターならかなり綺麗に見られます。
【機材:DJI MAVIC Air2】
※空撮においては国交省の1年間全国包括許可取得済み。会津森林管理署の許可済み。関係各所の確認済み。
金賞もらった [尾瀬]
毎年行われている尾瀬のフォトコンテスト、第25回NHK「わたしの尾瀬」フォトコンテストの「動植物の部」で金賞を頂きました。今回が最終回ということでまさに有終の美ですが、応募したのは「風景の部」でして審査員の判断で勝手に「動植物の部」に変更したようです。こういうことは過去例があったのですが、さらに大幅にトリミングするという決定した話を頂きましてそちらの方が前例がないとのことです。
最初から動植物の部で出すならトリミングしましたが、風景を撮ってたら突然シカが飛び出して来たという状況、こういうのも尾瀬の風景の一部なんだということをそのまま表現した意図があったのですが・・・ ちょっと謎金賞で戸惑うばかりでした。まあ金賞は金賞ですのでありがたく頂きます、副賞は(^_^;)
オリジナルの作品です。シカをメインに見ると日の丸構図ですが、たまたま飛び込んできた結果なので・・・。
トリミング後はこうなるそうです。展示されるときはこちらになります。シカに合わせた露出になってなくてブレてるのでトリミングすると目立ってしまいます。パネルを見られる方はそのあたりご了解いただけるとありがたいです。
今回はも多くの尾瀬仲間さんが入賞入選していてみなさん流石ですね。おめでとうございました。
入選リストはNHK前橋放送局ホームページに掲載されてます。のちほど小さい写真がアップされる予定です。
展示会は、
・12月10日(金)~12月15日(水) ※10日に授賞式。
・高崎シティギャラリー 第2展示室 【午前10時~午後5時,最終日は午後4時】
ラスト尾瀬ヶ原【1】 [尾瀬]
2021年10月16~17日撮影。
龍宮小屋が今季最後の営業ということも重なり紅葉の尾瀬ヶ原に行って来ました。しかし予想以上に天気が悪く2日間ともほとんど青空を見ることが無かったです。さらに垂れ込めて雲で至仏山も燧ヶ岳も全容を見ることがありませんでした。諸事情でラスト尾瀬ヶ原になりそうなのですがちょっと心残りな尾瀬でした。それでも沢山の尾瀬仲間とお会いできて談笑もたっぷり出来たのが良かったです。また久しぶりに渋沢大滝近くの小屋跡まで行ってそこからドローンを飛ばして滝の空撮が出来たのは良かったです。三条の滝、平滑ノ滝も空撮できたのが救いですね。紅葉は全体的にかなりイマイチでした。日差しがないのを差し引いてもよくありませんでした。
最終日は寒気が入り夕方から本格的に雪が降ったようで翌日は素晴らしい雪晴れとなりまして、非常に悔しい気持ちがこみ上げました(>_<) なんとしても新雪を見てからラスト尾瀬にしたいです。
【機材:Nikon D500/SIGMA 17-70mmF2.8-4 DC MACRO【C】/Nikon W300】
↓↓ 霧雨が降ったりやんだりの上田代。しっとりしてて良いですがいかんせん曇りの質がよくありません。
↓↓ 池塘のヒツジグサの紅葉は進んでいるものの山の木々の紅葉がなんだか微妙です。
↓↓ カラマツの黄葉も進んできました。
↓↓ 牛首山の紅葉もピークは過ぎてました。
↓↓ 湿原に生える多くのシラカンバが寿命で枯れてるなかこの子だけは成長著しいです。10年もしたら人気の被写体になるでしょうね。
↓↓ 今回の宿泊地は龍宮小屋です。コロナ禍でも尾瀬ヶ原に行くたびに顔は出してましたが宿泊は2年ぶりです。
↓↓ 下田代は草紅葉が美しいところでもあります。終わりかけの草紅葉も雨で濡れると綺麗になりますね。
↓↓ 段吉新道手前の黄葉が良い感じでした。黄色、赤色揃ってました。しかしこれも光があればもっと綺麗だったことでしょう。
↓↓ 久しぶりに訪れた渋沢温泉小屋跡、そこからドローンを飛ばして渋沢大滝を撮影しました。空撮の写真はまたのちほど。 この写真は渋沢です。温泉成分が流れ込んでいるので水底が白っぽくなってます。
↓↓ 小屋は解体してなにもありませんがこの露天風呂だけはまだ残ってます。
↓↓ 三条の滝。一番下の展望台は冬期閉鎖してしまったので上の展望台からの滝です。こちらも空撮があるのでのちほど。
↓↓ 三条の滝の滝壺が見えるポイントから覗き込む。秋にしては水量が多い感じでした。
↓↓ 平滑ノ滝。対岸の黄葉もちょっとイマイチ・・・
↓↓ 東電小屋近くの森の道も紅葉がまずまずでした。
↓↓ 東電小屋から見るヨシッ堀田代。
↓↓ 深山幽景って感じですがやっぱり紅葉が良くないですね・・・
↓↓ 木道近くのヨシの中から飛び出したのはオス鹿でした。逃げ去る様子を撮影しましたら飛んでる瞬間が写ってました。
↓↓ イモリ池に防水コンデジをちょっと浸けてヒツジグサを撮影してみました。ファインダーがのぞけないのでアングルは勘です。
↓↓ 2日間で一番至仏山が見えた時間帯。山頂はまったく見えずでした。
↓↓ こんな時期に全体が新鮮なアケボノソウが咲いてました。
↓↓ ツリバナの実
↓↓ テンマ沢湿原のカエデ。散り紅葉ですね。
秋の尾瀬【3】 燧ヶ岳編 [尾瀬]
2021年10月3日撮影。
前日の20時半頃には就寝したのですがあまり寝付けず二夜連続の寝不足のまま午前1時に出発。いちおう山頂からの日の出狙いなのでこんなに早くになってしまいましたが、普通なら6時くらい出発で良いです。 前夜からの満天の星空でしたがどうしたわけか強めの風が吹いていました。長英新道を歩いてるときでも針葉樹林の中なので結構な風で山頂はさらに強いかもと危惧してました。途中、展望の良いところで星空撮影もしながらミノブチ岳に到着するも案の定の強風!! ときおり立ってられないくらいの風でした。山頂で待つのは酷なので諦めてミノブチ岳で待機して日の出を撮影しました。ただ太陽が雲に隠れてしまいご来光は駄目でした。
風が弱まってから山頂へ移動。真っ青な空がどこまでも広がる素晴らしい山日和で、ドローン撮影もじっくり出来ました。遠く富士山や八ヶ岳まで見える透明度は年に何度もない好条件です。2時間あまり山頂に居て御池側へ下山、途中の熊沢田代でも空撮をして念願叶いました。今回も点数多めにアップします。
【機材:Nikon D500/SIGMA 17-70mmF2.8-4 DC MACRO【C】】
↓↓ 長英新道の6合目あたりの展望ポイントから星空撮影です。燧ヶ岳から沼を入れた星空は早々とれる代物ではないので貴重ですね。それにしても関東平野方向の灯りが強すぎます。たぶん低い雲があるので光っているのでしょう。画面左の明るい星はおおいぬ座のシリウスです。
↓↓ 今度は縦位置でオリオン座までギリギリ入りました。ただし沼は半分くらいになりました。もっと広角レンズなら全部入りそうです。
↓↓ ミノブチ岳から爼嵓山頂側の星空です。風が強くてじっくり構図を決められなくてカシオペアがちょっと切れてしまいました。
↓↓ やがて、明るくなり予想外のビーナスの帯が出現しました。山頂からならもっと綺麗に見れたでしょうね。
↓↓ 次第に太陽が昇って日の出時間になったのですが、太陽の方向に動かない雲が湧いてしまいご来光は駄目でしたが、色づく雲と尾瀬沼の組み合わせは良い感じでした。
↓↓ 焼け雲が湖面に映り綺麗です。
↓↓ 振り返れば、モルゲンロートの燧ヶ岳、しかしまだまだ強風で雲が湧き上がってくるのでじっくり撮れませんでした。ほんとうならこういうときにドローンで空撮予定だったのですが・・・リベンジ必要です。
↓↓ 尾瀬沼の方も光が差し込んできました。
↓↓ ナデッ窪のダケカンバも朝陽色に染まります。
↓↓ そして、すっかり日が上がり綺麗な青空です。このころにはやっと風が弱まってきたので山頂へ出発しました。
↓↓ 登ってる途中から尾瀬沼を俯瞰。少しもや漂っているようでした。雲海になったら綺麗でしょうね。
↓↓ 爼嵓(まないたぐら)山頂からの絶景!! 素晴らしい透明度です。右上の赤城山奥に富士山も見えています。
↓↓ 沼尻付近を俯瞰。碧い湖面が美しい。
↓↓ 柴安嵓(まないたぐら)と尾瀬ヶ原。この時間は至仏山はまだ雲がかかってます。
↓↓ 尾瀬ヶ原と至仏山。
↓↓ 爼嵓山頂にある祠と尾瀬沼。
↓↓ 360度山が見えましたが山座同定やってると大変なので少しだけ。 赤城山と富士山。手前左の尖った山は荷倉山。
↓↓ 会津駒ヶ岳。
↓↓ 上州武尊山の向こうに八ヶ岳やアルプスが見えています。手前にはアヤメ平が見えています。
↓↓ 熊沢田代まで下りてきました。ここまで沢山のハイカーとすれ違いましたが、このあたりで途切れてとても静かでした。
↓↓ 熊沢田代の象徴的な池塘。
↓↓ 振り返ると山腹の紅葉と針葉樹の混成が綺麗でした。
↓↓ 碧い池塘。
↓↓ 御池側の高台からの展望。言わずと知れた尾瀬屈指の絶景です。この光景だけ見に来る登山者もいます(^_^;)
↓↓ 最後は、広沢田代の俯瞰です。
次回は、いよいよ空撮編です。
秋の尾瀬【2】 お花編 [尾瀬]
2021年10月2~3日撮影。
秋の尾瀬は紅葉がメインですが、良ーく探すと花が残っていたりします。殆ど人は見逃すのですが、今回は初秋に見れなかった花が無いかと探しながら歩きました。すると以外にも咲き残っているものがあって嬉しかったです。さらに見たかった希少種も咲いていたので大収穫でした。 本来なら9月に入山予定が合ったのでそこで撮影出来た花ばかりです。
【機材:Nikon D500/SIGMA 17-70mmF2.8-4 DC MACRO【C】】
↓↓ ススキが秋らしい風景になりますが、もともと尾瀬ヶ原にはなかったようで風か人にくっついて入り込んだのでしょうね。あちこちで見かけるようになりました。
↓↓ エゾリンドウ。 日が差してなかったので開いてませんが、まだ新鮮な花です。
↓↓ トリカブト。 2種類あるのですが、おそらくオクトリカブトです。
↓↓ ミヤマアキノキリンソウ
↓↓ ゴマナ。 ちょっと色あせてますが見つけた中では一番状態は良かったです。
↓↓ ミヤマワレモコウ。 晩夏の花ですね。
↓↓ チョウジギク
↓↓ オゼヌマアザミ
↓↓ オゼミズギク
↓↓ ウメバチソウ
↓↓ ジョウシュウオニアザミ。 燧ヶ岳で咲いてました。
↓↓ ホソバノツルリンドウ。 尾瀬でもかなり珍しい花です。ちょっと遅いかと思いましたがなんとか咲いてました。3年ぶりくらいに花を見ました。
↓↓ ツルコケモモ。 いやはやこれが一番ビックリです、初夏の花ですから完全に狂い咲きですね。丸の中が今頃見られる実です。
↓↓ オオマルバノホロシの実
↓↓ ツリバナの実
↓↓ ベニテングダケ 綺麗ですが毒キノコです。
↓↓ 尾瀬沼、大江湿原の三本カラマツ。カラマツの黄葉は10月下旬です。見に行きたいけど今年は山小屋が早じまいで日帰りではちょっと厳しいかな。
次回は、燧ヶ岳編です。
秋の尾瀬【1】尾瀬ヶ原・尾瀬沼編 [尾瀬]
10月2~3日撮影。
長い長い緊急事態宣言がやっと解除されたので7月上旬以来行ってなかった尾瀬にやっと行って来ました。当初は燧ヶ岳に登るつもりだったので尾瀬沼だけにしようかと思ってましたが、尾瀬ヶ原を経由して尾瀬沼入り、テント場が予約出来なかったので久しぶりに長蔵小屋に宿泊、幸い個室になったのでとても快適でした。
初日は小雨がふったりやんだりでしたが、次第に晴れてきて尾瀬沼に入るころには晴れて快晴になりました。予想以上に紅葉は進んでなかったですが部分的に綺麗になってるところもあり草紅葉と共に堪能できました。
夕方には一時雨となりましたが、すぐに晴れて朝まで満天の星空でした。ただ燧ヶ岳には日の出狙いで登る予定だったので早寝してしまい、あまり星空撮影出来なかったのはちょっともったいなかったですが、これまた久しぶりの燧ヶ岳登頂と熊沢田代を経由して御池に下りました登る一番の予定だった空撮も無事に終えられて満喫した尾瀬でした。まずは、尾瀬ヶ原と尾瀬沼の写真をざっくりですが大量にアップします。
【機材:Nikon D500/SIGMA 17-70mmF2.8-4 DC MACRO【C】】
↓↓ 山の鼻の研究見本園、。小雨が降ったり日差しが差したりと忙しい天気です。奥の山のところにうっすらと虹が出てました。草紅葉が濡れているので余計に綺麗ですね。
↓↓ 至仏山のムジナ沢付近の低木がかなり色づいていて綺麗です。
↓↓ 至仏山の山腹に日が落ちて綺麗です。大きな虹を期待しましたが駄目でした。
↓↓ 燧ヶ岳は雲が立ちこめてますが、激しく動くので刻々と変化して動的な写真が撮れました。
↓↓ 池塘でなにやらピチャピチャしてると思ったら数匹のカモたちが何かを食べていました。このこたちはかなり遅い時期までここに滞在して下界に飛んでいきます。
↓↓ 上田代の池塘。ヒツジグサも秋色ですね。対岸の山の紅葉はまだまだのようです。ちょっと遅れている感じでした。
↓↓ シラカンバの黄葉は一足先に進んでいる感じですが、背後の牛首山の紅葉はまだまだです。
↓↓ 中田代にある池塘。このころには青空も広がってきてました。
↓↓ ヤマドリゼンマイはほとんど茶色くチリチリになってましたがここだけはまだ良い状態でした。
↓↓ 竜宮十字路の池塘と景鶴山。
↓↓ 段小屋坂で見かけたツタウルシの紅葉。 綺麗ですが人によっては強力にかぶれるのでむやみに触らないようにしましょう。
↓↓ 大きな葉っぱのトチノキは黄色くなります。
↓↓ 段小屋坂のブナ林はまだまだ緑優勢でしたが一部でこんなに綺麗に黄葉していました。
↓↓ カエデも綺麗に色づいてるのがありました。
↓↓ 白砂湿原の池塘。山が紅葉したら水面に映ってさらに綺麗になります。
↓↓ 沼尻湿原の池塘群。草紅葉で良い感じです。
↓↓ その池塘に浮かぶ ヒツジグサは真っ赤になってました。何故かここのは真っ赤になりますが、尾瀬ヶ原ではここまで色づきません。
↓↓ 明日登る燧ヶ岳。ナデッ窪のダケカンバもまだ黄葉が浅いです。遅れてるようです。
↓↓ 久しぶりの大江湿原に出て今年初めて三本カラマツを見ることが出来ました。
↓↓ 釜っ堀湿原から燧ヶ岳。ナナカマドが秋を感じさせてくれます。
↓↓ 元長蔵からの燧ヶ岳。こちらからみても黄葉が微妙です。沼際の紅葉もイマイチ。
↓↓ 秋はつるべ落とし・・・急速に陽が傾いて湿原が黄金色に染まって行きます。沼山峠に急ぐハイカーの姿も相まって哀愁を感じますね。
↓↓ 三本カラマツの付近も夕陽を浴びて金色色になって美しい時間帯です。
↓↓ 夕焼けはなかったですが黄昏色になった尾瀬沼をのんびりと眺めてしまいました。
↓↓ 小雨の後、急激に晴れて予想外の満天の星空となり、小一時間ほど撮影しました。三本カラマツと夏の天の川です。
↓↓ 天の川と大江川が直線になっていたので思わず撮影。よーくみると川面に星が映ってます。
次回は、咲き残っていた花や実などを少しアップします。そのあと、燧ヶ岳編になります。
夏の尾瀬ヶ原・至仏山【3】 尾瀬ヶ原/お花編 [尾瀬]
7月10~11日撮影。
さてさて、今回は尾瀬ヶ原や周辺で見かけたお花編です。やや端境期ではありますがかなりの種類の花が咲いていて特にランは多い時期です。頭上から足下にもランがありまして、ラン好きにはベストな時期です。
今年は花の咲くのも早くてすでに終盤になってる花もあったりでしたが天気も回復してくれたおかげでいろいろ撮影することが出来ました。全てではありませんが、多めにアップしたいと思います。
【機材:Nikon D500/SIGMA 17-70mmF2.8-4 DC MACRO【C】/Nikon P510】
↓↓ ヒオウギアヤメの大群生
↓↓ ハクサンシャクナゲ
↓↓ マイズルソウ
↓↓ ゴゼンタチバナ。
↓↓ ヤグルマソウ
↓↓ オオレイジンソウ
↓↓ ツルアジサイ
↓↓ ギンリョウソウ
↓↓ バイケイソウ。コバイケイソウより大柄で緑っぽい白い花を咲かせます。
↓↓ モウセンゴケ
↓↓ ツルコケモモ。 もうかなり終盤で実がなってる株が多かったです。
↓↓ カキツバタはあちこちで見頃でした。梅雨に似合う花ですね。
↓↓ クロバナロウゲ。変わった色の花ですが希少種です。
↓↓ オオマルバノホロシ。夏の終わり頃には赤い実がなります。花はナスの花に似てます。
↓↓ ハナニガナ。白いのもあります。
↓↓ キンコウカ。 咲き始めでした。
↓↓ コケオトギリ。オトギリソウの中でもかなり小さいタイプです。
↓↓ コタヌキモ
↓↓ ヤナギトラノオ。 絶滅危惧種です。
↓↓ ニッコウキスゲ。
↓↓ 咲いたばかりのショウキランが鮮やかです。
↓↓ サワラン
↓↓ トキソウ。 サワランとトキソウはとても多くて豊作でした。
↓↓ ハクサンチドリ
↓↓ コアニチドリ。 クリオネみたいな可愛い花ですが、小さいので撮影が大変です。
↓↓ ミズチドリ
↓↓ ホソバノキソチドリ
↓↓ ヤマサギソウ。花の後ろに延びる「距」が下に下がるのが特徴で、よく似たマイサギソウは「距」が反りあがるのが特徴なので見分けが付きます。
↓↓ オニノヤガラ
次回は、空撮編です。