残雪の至仏山【2】空撮編 [尾瀬空撮]
さてさて、残雪の至仏山の2回目は空撮です。風もほぼ無く穏やかでドローンを飛ばすにはベストな天候でしたが、2年前に空撮したときは新雪が降った後だったので真っ白でしたが今回はあちこち汚れが目立ちます。また雪も少ないので岩の露出が多かったですが雄大な至仏山を空撮することが出来ました。動画メインだったので静止画は少ないですが数枚アップします。
【機材:DJI MAVIC Air2】 ※クリックすると少し大きい写真になります。
※国交省の1年間全国包括許可取得済み。 東京パワーテクノロジーの調整済み。そのほか関係各所の確認済み。
↓↓ 小至仏山。左下にオヤマ沢田代があります。
↓↓ みなかみ側から小至仏山山頂(手前) みなかみ側は雪が少なく岩が露出しています。
↓↓ 小至仏山山頂から南方向。右に笠ヶ岳、その奥に上州武尊山、その奥に赤城山が見えてます。
↓↓ 同じ小至仏山山頂から南東方向。 日光白根山が見えますね。
↓↓ 至仏山山頂と尾瀬ヶ原。山頂は凄い人でした。
↓↓ 山頂全体。
↓↓ 山頂から小至仏山への稜線。
↓↓ 中腹付近上空から尾瀬ヶ原俯瞰。
↓↓ デジタルズームで尾瀬ヶ原をクローズアップ。あちこち色が変わって雪解けがかなり進んでいるのがよく分かります。
空撮動画はまた後ほど編集してアップしたいと思います。
残雪の至仏山 【1】 [尾瀬]
昨年はコロナの緊急事態宣言で残雪の尾瀬に行けませんでしたので今年こそはと思っていたのに再び宣言が出てしまうと言うことで計画が台無しに。。ただ幸いなことに4月25日から宣言と言うことで24日なら行けるということで急遽行くことにしました。ただし日帰りでこの時期はまだ夜行バスも無いので時間があまりなく至仏山から残雪の尾瀬を眺めるということに決定でした。23日に道路が開通したこともあり尾瀬シーズンのまさしく初日で多くのハイカーやスキーヤーが詰めかけてまして各駐車場は満車でした。
久しぶりの雪道と言うこともあり日帰り用の軽装備とはいえなかなかハードでしたが、頑張って登ることが出来ました。そして最終目標だったオヤマ沢田代近くの展望ベンチにたどり着き絶景の残雪の尾瀬を見ることが出来ました。これを見れただけでも満足感はありますね。出来たら尾瀬沼とかも見たいけど・・・
山頂には行く時間がないのは分かってましたのでそこはドローン君に飛んで貰って行った気分にはなれました。いやいやドローンはやはり便利です。そちらの写真はまたのちほどということで地上からの写真を少しばかりアップします。
【機材:Nikon D500/SIGMA 17-70mmF2.8-4 DC MACRO【C】/Nikon W300】
↓↓ 鳩待峠の残雪はかなり少なくご覧の通りです。峠の駐車場がマイカーで満杯のためタクシーやバスの乗り場が一昔前のように峠になってました。
↓↓ 少し登ると至仏山の稜線がしっかり見えてきてテンションも上がりますね。この日は終始薄雲が広がってましたが安定していました。
↓↓ 振り返れば燧ヶ岳も見えてきます。
↓↓ 喘ぎながらもなんとか最初の目標地点であるトカゲ岩(原見岩)まできました。ここからの展望も最高で充分満足出来ますね。とりあえず12時近かったのでお昼休憩です。
↓↓ トカゲ岩の背後にある小高い山に登ると360度の展望が得られるピークになります。上州武尊や笠ヶ岳などが一望です。
↓↓ 上州武尊山
↓↓ 笠ヶ岳と小笠
↓↓ そして尾瀬ヶ原と燧ヶ岳を見ながらのんびりと昼食でした。
↓↓ 昼食後は、一度鞍部に下り、ふたたび急登をひいーひいーいいながら登るオヤマ沢田代に到着です。見慣れた風景も雪景色ですね。
↓↓ 上の写真の右の方へ行くと絶景ポイントになります。登山道の展望ベンチからは離れたこの時期だけ行けるポイントです。
↓↓ ここまでくると尾瀬ヶ原も大きく見えますね。
↓↓ 目の前には小至仏山の広大なバーンが広がって爽快でした。
↓↓ コンデジのデジタル望遠を最大にして尾瀬ヶ原を撮影。かなり雪解けが進んでいるようですね。GW中には地面が見えてしまうかもしれません。
↓↓ 上層の薄雲のせいで終日、光環が出たり消えたりしてました。
↓↓ オヤマ沢田代の西の端から見ると燧ヶ岳もよく見えます。
↓↓ 上越方面の山々もよく見えますが、こちらも雪が少ないようです。
↓↓ 環境の厳しさを物語るようなうねったダケカンバです。
↓↓ 根明けもあちこちで見かけました。
↓↓ 下山時のトカゲ岩付近。時間は15時過ぎとあってだいぶ日も傾いてしまいました。最終バスが16時25分なのでやや駆け足気味に下りました。
↓↓ 何とか16時ちょっと前にたどり着けました。やはり忙しいですね。
↓↓ すっかり忘れていた恒例の雪だるまを鳩待峠で作りました。ザラメのような雪なのでなかなかまとまりにくいので綺麗には作れず・・・
バタバタした初尾瀬になりましたが、来て良かったです。
次回は空撮編です。
富士山の近くへ [スミレ/野草]
4月11日撮影
久しぶりに富士山と桜を見たくて河口湖にいってきました。こちらでも桜は早くて既にピークを過ぎてかなり散り始めていて最盛期のボリュームはなかったですが桜と富士山の混みあわせはやはり良いですね。コロナの影響で外国人がほとんどいなくてとても静かな桜の湖畔でした。 ここまできたら関東ではなかなか見れないついでにスミレもいろいろ見て回ってきました。
【機材:Nikon D500/SIGMA 17-70mmF2.8-4 DC MACRO【C】】
↓↓ 河口湖の東岸の湖岸沿いに桜並木があります。このころは富士山は山頂まで見えてましたが撮り終わる頃には雲が掛かってしまいました。
↓↓ 桜並木の湖側に遊歩道があるので人が多いと人が写ってしまうのですが数年前みたいに外国人があふれてないので平和でした。
↓↓ 湖岸には芝桜も植えられてます。
↓↓ 某所のキスミレが見頃でした。可愛いですね~
↓↓ 集まって咲いてます。
↓↓ 大群落を作ってる場所もありました。
↓↓ ゲンジスミレ
↓↓ コケの布団?に咲いていたタチツボスミレ。
↓↓ 久しぶりに見たイブキスミレ。この清楚な色合いがイイですね。
↓↓ 背景と一緒にイブキスミレ。
↓↓ そしてオクタマスミレ(エイザンスミレ×ヒナスミレ)も咲いてました。この場所には数株まとまって咲いてます。
↓↓ こちらもオクタマスミレ。 花は咲いてませんでしたがエイザンスミレ×フイリヒナスミレの雑種も見つけました来年が楽しみです。
新緑の鳩ノ巣渓谷 [高尾山/奥多摩界隈]
4月10日撮影
3週連続で高尾に行ったので久しぶりに奥多摩に出かけてみました。以前ミツモリスミレを見たことのある場所を探しましたが結局見つからず、衰退してしまったようです。親であるマキノスミレとフモトスミレは沢山咲いてましたが新たな個体は発見できずでした。
山に入る前に鳩ノ巣渓谷で昼食、新緑と沢の流れがキラキラと綺麗でした。奥多摩の山々もいよいよ新緑の季節のようですね。すこしばかりドローンで空撮もしました。
【機材:Nikon D500/SIGMA 17-70mmF2.8-4 DC MACRO【C】/ドローン DJI MAVIC Air2】
※空撮においては国交省の1年間全国包括許可取得済み。河川管理の西多摩建設事務所の確認済み。
↓↓ 鳩ノ巣集落も春色に包まれていました。
↓↓ 鳩ノ巣渓谷。新緑萌えの季節ですね。
↓↓ 鳩ノ巣小橋
↓↓ 渓谷を空撮。新緑が沢を覆ってます。奥に見えるのは鳩ノ巣小橋。
↓↓ 鳩ノ巣小橋を上空から。
↓↓ 鳩ノ巣小橋の下流がも深い渓谷です。 旅館など建物がいくつかありますがどれも営業してなくて廃墟のようになってます。一昔前は大勢の泊まり客も来ていたそうです。
↓↓ 鳩ノ巣渓谷の上流の突き当たりには白丸ダムがあります。
↓↓ ドローンで流れの真上から撮影。
↓↓ あちこちの岩場に咲き誇るユキヤナギ。
↓↓ 辛うじて残っていたイワウチワ。
↓↓ フモトスミレ
↓↓ フイリフモトスミレ
↓↓ マキノスミレ
萌葱色の奥高尾散策 [スミレ/野草]
4月3日撮影。
この日は山梨方面に遠征を目論んでましたが寝坊したので再び高尾方面に散策に行ってみました。久しぶりに見たいスミレもあったので景信山から奥高尾や北高尾などをぐるっと回ってきました。けっこう歩いたので疲れましたが目的のスミレも見れたし良い足トレにもなりました。
【機材:Nikon D500/SIGMA 17-70mmF2.8-4 DC MACRO【C】】
↓↓ 景信山から小仏城山方面、落葉樹はすっかり芽吹きの色になりあちこちでヤマザクラが見頃でした。雲が多くて富士山が見えなかったのが残念です。次回は大きな富士山をみたいですね。
↓↓ 景信山の桜も満開でした。ドローンで撮影すれば面白いかもしれませんね。
↓↓ あちこちでヤマザクラが満開か散り始めてました。真下に行くとイマイチだったりするので少し離れたところから見るのがベストかもしれません。
↓↓ ヤマブキもあちこちで満開で黄色い花はよく目立ちます。
↓↓ ミヤマキケマン
↓↓ キジムシロ
↓↓ クマイチゴ。 大きな白い花なの目立ちます。
↓↓ ヒトリシズカ。ちょっと葉が開いてしまってますが良いですね。
↓↓ ジロボウエンゴサク
↓↓ 細い尾根ではミツバツツジが見頃でした。
↓↓ エイザンスミレは今年は当たり年のようで沢山咲いてます。
↓↓ 色にも変異が多いのがエイザンスミレの特徴でもあります。
↓↓ マルバスミレもあちこちで見かけました。
↓↓ アケボノスミレも咲き出しました。
↓↓ ヤマルリソウの中に咲いていたタチツボスミレ。
↓↓ 道ばたに咲いていたアリアケスミレ
↓↓ ニリンソウの中に咲いていたヒカゲスミレ
↓↓ タカオスミレ
↓↓ そして、タカオスミレに斑が入ったような変わり種。はっきりとした名前はないようですが、タカオスミレの範疇にすればフイリタカオスミレとかでも良いですね。 フイリハグロスミレ、フイリヒカゲスミレとかと呼ぶ人も居るようですが・・・ ひとついえるのは非常には花付きが悪いです。
↓↓ そして、今回の目的の一つ。フモトスミレ。 高尾山系でもピンボイントにしか生育していません。まだ咲き始めでしたがピンポイントでもそれなりの個体数ありました。
↓↓ さらにこちらも目的の一つ、マキノスミレです。 典型的な葉の形ですね。こちらもピンボイントで自生してまして、昔は沢山自生していたのかもしれませんが、高尾山系では希少なスミレになります。