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木星とオリオン大星雲 【電子観望】 [天体写真・電子観望]

 電子観望を始めてまだまだ修行中ですが、酷い光害地ではなかなか思うようには撮れませんね。とはいえまだまだ寒いので長時間外に出るのはちょっと億劫です。あとノートパソコンのバッテリーの減りが予想以上に速くて対策が必要です。

 ベランダからでもよく見えるのがオリオン座のM42ですこれは双眼鏡でもはっきりわかるくらい明るいので電子観望にはもってこいですね。ただし光害地なので赤色成分が思うように出てくれません、同じような赤い星雲の馬頭星雲やバラ星雲もまったくダメでした。

【主な機材: SkyWotcher MAK90 AZ-GTi / ZWO ASI585MC】

 

↓↓ オリオン座にあるM42(オリオン大星雲)です。 最初にやったときよりまあまあピンも来ててかなり良くなりましたが赤色成分があまり出ていません。この画像もあとで調整しています。それでも星雲の奥行き感やモヤモヤした構造と言うかそのあたりは結構出てますね。【0.5×レデューサ CBPフィルター使用。】

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2023年2月22日撮影。 夕方には金星と細い月が接近して夕空に綺麗でした。こちらはカメラレンズでの撮影です。 【Nikon D500/sigma 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM/17-70mmF2.8-4 DC MACRO HSM [C]】

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↓↓ 上の方には木星が輝いてます。

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2023年2月23日撮影。

 惑星や月も撮影したいので焦点距離の長い望遠鏡も今回購入したのですが、惑星観望はどちらかと言うと気流が安定している春から秋が良いとされてます。冬はキラキラして星は綺麗ですが空気がゆらゆらしている証拠なので超倍率で見ることになる惑星には不向きです。とはいえ電子観望でも見れるのでチャレンジしてみました。幸い夕方の時間帯ならベランダからも見えてるのですが、バローレンズもつかったりしたので倍率が高くて導入が大変でした。低空で予想以上に大気の揺らぎが酷かったですがなんとか大きな縞は2本くらい見ることが出来ました。


↓↓ ノートリミングの木星です。 2倍バローレンズとセンサーの倍率で約7500mmもの焦点距離になりますがこのくらいにしかなりません。かといって倍率上げても90mm程度の口径では分解性能に限界があるのでさらに大きな望遠鏡が必要です。

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↓↓ 上の写真を等倍くらいにトリミングしてみました。 縞が縦になってるのはセンサーの上が天頂を向いてるからです。 

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↓↓ 細い月も撮影してみましたが、いやはや倍率が高すぎです。しかも低空で大気の揺らぎが酷くてスッキリしませんね。高い高度にあるときにまた撮影したいと思います。

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