金星、水星の接近 [天体写真・電子観望]
2022年12月28日~29日撮影
夕方の西空の低空に金星と水星が接近していたので2日連続で撮影してみました。水星は東方最大離角で1年に何回か起こる高度が高い状態で見やすくなっています。今後どんどんまた太陽に近づいてゆくので低空になり見づらくなってしまいます。
【機材: SONY α6600/TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD】
↓↓ 12月28日の金星と水星です。 画面左に明るい目の星が金星でそのすこし上に水星があります。
↓↓ 12月29日の金星と水星。29日が最接近です。昨日より水星が右斜め上に移動しています。
↓↓ 撮影は三鷹駅近くの跨線橋からです。冬場は夕映えの富士山が綺麗なところで人気です。
少し明るい目の彗星が1月に近づいてきます。5等星の予想なので夜空の暗いところなら双眼鏡を使えば容易に見つけられそうな感じです。撮影出来たらまた掲載したいです。
ふたご座流星群2022 [天体写真・電子観望]
2022年12月14日撮影
12月14日から15日にかけてふたご座流星群のピークでした。今年は14日の22時頃に最大時間帯がくるということで平日ですが見るにはちょうどいい時間帯です、ただ22時過ぎには半月が昇ってくるので空が明るくなりますので20時から23時まで観望と撮影をしました。強い寒気が入っていたので厚着をしましたがやはり動かないと寒かったです。カメラ2台で挑みまして2800枚撮影。光害地なので白飛びしない露出は5~6秒ですから出来る限り空は時間を作らないためにはこのくらいの枚数にはなってしまいます。露出時間含めて7~8秒毎のインターバル撮影です。
でも肝心の流星ですがかなり明るいのも沢山飛んでくれたので23枚ほどに映ってました。東京の光害地としてはとても良い結果です。火球めいたものも多くて肉眼でも楽しめました。肉眼で見たのも20個くらいですが映ってるのと合ってるのは数枚ですね。別方向を向いてるときに流れて映ったのが多いです。
明るい目の流星をピックアップして掲載します。
画像は大きいのでクリックすると拡大表示しますので星が見やすくなります。
【機材: SONY α6600/TAMRON 11-20mmf2.8 PENTAX K-5IIs/DA14mmF2.8】
↓↓ 一番最初に飛んだ火球めいた流星がオリオン座に出ました。マイナス4等星くらいはあったかもしれません、飛んだ後には流星痕が長い間漂っているのが肉眼でも見えました。
↓↓ オリオン座付近を拡大。流星痕が残って時間とともに変化してます。
↓↓ 連続的には飛びませんが明るい流星がポツポツと飛んでくれて楽しめました。
↓↓ 明るく長い流星でしたが画面からはみ出してしまいました。今回、こういうのが多いです。
↓↓ ここからはPENTAXのカメラで14mm(換算21mm)レンズです。やはりこのくらいの画角の方が流星が小さくなり過ぎずに良さそうです。 明るい星は木星です。
↓↓ これも明るい長いですがはみ出てしまいました。
↓↓ これも凄い明るいやつ、画面何とか入りきりました。こういうクラスがポンポン飛ぶと見ごたえあります。
↓↓ 薄く見えるけど1等星くらいの流れ星です。
↓↓ 観測風景。カメラ2台を別々の方向へ向けてます。風かあったので霜よけヒーターは無くても大丈夫でした。キャンプ用のいすは上方を眺めるにはとても便利でした。