晩夏の尾瀬ヶ原【3】 親子熊のお昼寝 [尾瀬]
2022年8月12日撮影
入山直前に鳩待山荘の支配人から山の鼻で親子熊が木の上でよく寝てるという情報をもらっていたので是非見たいと思ってましたが、下山時に立ち寄り入れない見本園の中を観察していたらカラマツの太い幹に黒いものが見えたので望遠レンズでみるとなんと親子熊がいました、よくみると子熊は2頭。どうも子熊を登らせようとしていたようですが登れなかったのかズリズリと降りてゆきました。
その後、姿が見えなかったのですが昼食してから再びみると木の枝にいるのを発見! その場所は木道からでもわかる場所で70~80mくらい先でしたので湿原に出て撮影することが出来ました。子熊は1頭しかみえませんが母熊の向こう側にいるのかな? 子熊はすやすや寝てて母熊はときおりこちらを見てはいるようですが、あまり気にする様子も無く寝てました(^^;) この距離でこんなにのんびりするとはびっくりです。 目視できる距離なので気づく人も多くて子供なんかは熊熊と叫んでますがそれでも平然と寝てました。
寝てる様子は動画でも撮りましたのでそちらを見て頂ければと思います。
その後、姿が見えなかったのですが昼食してから再びみると木の枝にいるのを発見! その場所は木道からでもわかる場所で70~80mくらい先でしたので湿原に出て撮影することが出来ました。子熊は1頭しかみえませんが母熊の向こう側にいるのかな? 子熊はすやすや寝てて母熊はときおりこちらを見てはいるようですが、あまり気にする様子も無く寝てました(^^;) この距離でこんなにのんびりするとはびっくりです。 目視できる距離なので気づく人も多くて子供なんかは熊熊と叫んでますがそれでも平然と寝てました。
寝てる様子は動画でも撮りましたのでそちらを見て頂ければと思います。
【機材: SONY α6600/TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD】
↓↓ 最初に見つけたときは登れなかったのか子熊がズリズリ降りてるところでした。親熊が先に下に降りて落ちないように支えているようにも見えますね。
↓↓ 1頭は降りたようですがもう1頭はまだ枝にしがみついてるようです。
↓↓ お昼を食べてから見るとすでにさっきの木の結構高いところに登って休んでいました。木道からでもはっきり見える場所なので多くのハイカーが見つけて騒いでましたがさほど気にすることも無く寝てました。
↓↓ 母熊は時々ハイカーの方や下を見ては警戒はしているようです。子熊はぐっすりで動きません。寝相が可愛いですね。
↓↓ 子熊が動いたのはすこし周りを見るときですがまたすぐに寝てしまいました。
↓↓ さんざん撮影したので移動していると母熊がむくっと起き上がりましたが、このあとまた寝たようです。
↓↓ そして昼寝の様子の動画です。 軽量な機材なので風で揺れています。
晩夏の尾瀬ヶ原【2】 お花編 [尾瀬]
2022年8月11日~12日撮影。
2回目はお花編です盛夏から晩夏に移りましたがまだまだ花の種類は多くて楽しむことが出来ました。 それでも林間コースでは種類が少なく寂しい感じです。 またこの時期のランが目的でもありましたがヤチランは見つからず、ツリシュスランはほぼ終わっていまして今年は咲くのが例年より早かったようです。晩夏の主役でもあるオゼミズギクはあちこちで咲いてましたが今年は少ない印象でした。目立つ花から地味な花まで選択してアップします。
【機材: SONY α6600/TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD】
↓↓ ノリウツギがあちこちで咲いていて目立ちます。
↓↓ ハンゴンソウ。背がとても高くなる花です。湿原にもありますが拠水林など林床でも見ます。
↓↓ オゼミズギク 例年なら群生しているのですが今年は少ないです。
↓↓ トモエソウ
↓↓ マルバダケブキ 毒があるので鹿が食べないので群生していることがよくあります。
↓↓ チョウジギク 尾瀬ヶ原でも咲いているところは少なくて、もしかしたら移植されたものかも?
↓↓ ヒツジグサ オゼコウホネもまだ咲いてました。
↓↓ イワショウブ 触るとベタベタします。
↓↓ ヒメシロネ
↓↓ ミヤマシシウド 背丈より遙かに高くなります。
↓↓ ドクゼリ
↓↓ ヨツバヒヨドリ アサギマダラがよく吸蜜しています。
↓↓ サケバサワヒヨドリ
↓↓ ミゾソバ
↓↓ アカバナ
↓↓ ナガバノモウセンゴケ
↓↓ オゼノサワトンボ 今年はかなり多く見かけました。
↓↓ コイチヨウラン ちょっと終盤で新鮮なのがなかったです。
↓↓ ツリシュスラン 今年は満開が速かったようでほとんど終わりかけのばかりでした。
↓↓ コオニユリとナミアゲハ
↓↓ ソバナ
↓↓ オオマルバノホロシ 実は熟すと赤くなり尾瀬ナスとも呼ばれます。
↓↓ サワギキョウ
↓↓ オゼヌマアザミ
↓↓ ミヤマワレモコウ
次回は、熊です。
晩夏の尾瀬ヶ原【1】 風景&空撮編 [尾瀬]
2022年8月11~12日撮影。
山の日を含めて連休になったので、尾瀬に行く予定でしたが急な台風の接近もあり11日から1泊の前倒しで行くことにしました。このおかげで珍しい野生動物の様子も見ることが出来まして行った甲斐がありました。風景写真てきにはちょっと物足りませんが・・・
見たいランもいくつかあったのですが終わってしまってるのや見つからなかったのもありちょっと不発気味ですが、久しぶりに晩夏の尾瀬を楽しむことが出来ました。2週間ちょっと前は真夏でしたがすっかり晩夏、湿原や山の木々の色合いも色あせてました。湿原のヒツジグサの葉の色も少し変わってきましたね。
まずは風景と空撮の写真をアップします。速報と重複するものもあります。
【機材: SONY α6600/TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD/11-20mm F/2.8 DiⅢ-A RXD
/ドローン DJI MAVIC Air2】
※空撮においては、国交省の全国一年間包括許可済み。東京パワーテクノロジーの調整済み。会津森林管理署の許可など関係各所への連絡済みです。
↓↓ 鳩待峠から入山しました。山の鼻湿原はすっかり晩夏の様相。アブラガヤの茶色い穂が目立ちます。
↓↓ 上田代の湿原の色合いも変わってきましたね。ヒツジグサの葉も少し色づいてきているように見えます。
↓↓ 黄色い花はハンゴンソウです。
↓↓ 空撮でも少し、月明かりの湿原を撮影してみましたが、予想以上に映らないです。写真は竜宮十字路です。池塘に月明かりが反射していますね。左の明かりは龍宮小屋。
↓↓ 翌朝は小雨がぱらつく曇り空になっていました。一瞬爆焼けしそうな雰囲気でしたがほんとに一瞬だけでした。
↓↓ 下山まで雲優勢で風景もぱっとしません。日差しが無いので涼しいのはいいですが・・・ まだまだヤマドリゼンマイの緑が良い感じです。今年は黄葉したものを見てみたいです。
↓↓ ノリウツギがぽつんと咲いていました。
↓↓ 空撮です。あまり飛ばさなかったので大した写真がありませんが、赤田代から滝まで飛ばしてみました。赤田代上空からは彼方に白く平滑ノ滝が少し見えていました。意外と近いのです。
↓↓ そして平滑ノ滝。渇水時期なのでそうとう雨が降らないと流れが緩いですね。
↓↓ 三条の滝まで飛んでみましたが、電波の安全圏はここまでのようです。辛うじて遠望出来ます。水量はそこそこあるように見えますが沢の流れ具合をみるとやはり少ないですね。
↓↓ こちらは中田代の北部にある湿原です。地図には泉水池と表記されているところで、池に茂った水草がクローバーのように見えていますね。ここは至仏山からでも双眼鏡を使えば見ることが出来ます。
↓↓ 下の大堀川です。
早朝の大虹 [気象現象]
2022年8月13日撮影
早朝5時頃に目が覚めると外が赤くなっていて朝焼けしているようでした。さらに虹の端も少し見えているのでスマホを持って外に出ました、空一面が赤く染まり爆焼けって感じです。嵐の前には朝焼けすると言いますが台風接近してましたのでまさにそんな感じでした。そして西空には大きな虹が架かってまして凄いです。1度消えましたがすぐに復活して鮮やかに出てくれました。ちゃんとしたカメラを取りに戻ってると終わる可能性があるのでスマホのパノラマで撮影です。うまく繋がらなくて円弧がすこしいびつではありますが・・・ 日の出直後だとこんなに大きくなるのですね。
朝焼けも終わり余計に曇ってきて虹も消えてきたので部屋に戻って二度寝しました(^^;)
↓↓ 燃えるような朝焼けです。
↓↓ 近くの公園からパノラマ撮影。
↓↓ 西空にかかった大きな虹。 副虹も出てますね。
↓↓ 虹の一番濃い部分を拡大撮影。
↓↓ 帰り際に水たまりに映った虹。 いやーあさから良いものを見ましたが、こういうのを尾瀬でみたいものです。
夏の尾瀬縦断【3】 空撮&動物 [尾瀬]
2022年7月23~24日 撮影
夏の尾瀬から早週間たちましたがまた急に猛暑続きになってきました。それでも尾瀬の方は晩夏の表情を見せ始めているそうで季節の移ろいが早いですね。
夏の尾瀬縦断のラストは空撮と見かけた動物たちです。空撮の方は尾瀬沼が雨で飛ばせなかったのが残念でした。尾瀬ヶ原でもイマイチでしてアヤメ平で久しぶりに飛ばせたのが唯一の救いですね。何度も飛ばしているとどうしても良い情景を撮影したくなるので困ってしまいます。
動物は、また至近でクマに出くわしました。今回は子熊でしたが、長沢新道の上部で遭遇でしたのでびっくりです。こんな食べ物が薄いところでもウロウロしているとは、親離れしたばかりの子熊でしたので縄張り求めて移動していたのかもしれません。
【機材: SONY α6600/TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD/DJI MAVIC Air2】
※空撮は、国交省の1年間全国包括許可及び機体登録済。東京パワーテクノロジー、会津森林管理署の許可済み。
↓↓ 下田代上空です。真ん中の拠水林は六兵衛堀で、その向こうは沼尻川です。
↓↓ 東電小屋が見えています。大きく蛇行している川はヨッピ川から続く只見川になります。
↓↓ アヤメ平の東端ですね。キンコウカの大群生で少し上空からでもその咲いてるのが判るほどでした。
↓↓ アヤメの崖です。
↓↓ アヤメ平の池塘。青空を映して綺麗でした。
↓↓ 富士見田代と富士見池。
↓↓ 横田代です。鳩待峠側から見ている景色ですね。地上からでは傾斜している湿原ですがこうしてみるとそれはあまり感じられません。
↓↓ 横田代全景。今度はアヤメ平側からの映像です。左端が崖になってます。アヤメ平といいどうしてこんなところに湿原が出来上がったのか不思議です。
★ここからは動物です。
↓↓ お馴染みのホオアカ。
↓↓ ウソのオスとメスです。頬が赤いのがオス。ペアで地上に降りて何か食べていました。
↓↓ はいそして、子熊です。 20メートルくらい先の笹林から突然出てきて木道の上を歩き始めました。こちらにはまったく気づいてません。子熊ゆえに経験か浅く警戒心が薄いのでしょうか?
↓↓ 撮影している気配を感じたようでちょっと振り向いたら「ギョギョ( ゚Д゚)」ってな感じて一目散に逃げていきました(^_^;) それにしても熊も歩きやすいところを歩くようですね。滑り止めのゴムのイボが気持ち良いのかもしれませんが(^_^;)