晩夏?の尾瀬ヶ原 【空撮編】 【動画追加!!】 [尾瀬]
晩夏の尾瀬ヶ原の3回目は恒例の空撮です。 尾瀬で空撮始めてからとにかく撮って見たかったのが白虹ですが、なかなか条件の良い白虹に恵まれずでしたが、今回はついにやっと撮影出来ました。 これだけでも大収穫です。 ただ、今回は動画ばかり撮ってスチル写真が少なくて一部キャプチャーしたものを掲載します。 他にもあちこちで撮りましたが、なかなか上手い具合にはいかず、ちょっとワンパターンになってきてるなあという反省ばかりです。
【機材: ドローン DJI MAVIC Air】
※空撮にあたり、会津森林管理署南会津支署、尾瀬林業の許可を頂きました。 また関係各所への事前連絡済みです。
※国交省の、「目視外・夜間・人物件30m以内の飛行」の1年間包括申請許可。
↓↓ 下田代の夕暮れ。トンボが飛び交う中をフライトさせると景鶴山の稜線に太陽が落ちていくところでした。
↓↓ 夕陽色に染まる燧ヶ岳と見晴らしの山小屋。 良く見ると真下には「湿原の指紋」と呼ばれるしわが沢山走っていた。
↓↓ 翌朝は濃霧。 日の出のタイミングが判らず霧の上に上げるとすでに随分高くなっていた。前回より霧が濃くてまた違う表情が美しいです。しかしこれだけ濃い霧だとドローンもぐっしょり濡れてしまいます。
↓↓ そして、太陽が輝くようになると、白虹が出現!! 地上で出たのを確認してから、程よい高さまで上げて撮影しました。搭載のレンズでは全体が入りきらないのが残念ですが。かなり下の方にも白虹が出ているのが確認出来ました。つまり、虹は円形をしているというわけです。そこで、パノラマモードで撮影すると美しい円形の白虹が浮かび上がりました。下部の方がちょっと切れてしまったのが惜しいですね。真ん中に見えるのはドローンで出来たブロッケンです。
↓↓ ほとんど真下の方にも白虹が続いています。
↓↓ そしてパノラマ撮影すると全体を捉えることが出来ました!!!! クリックすると少し大きい写真が見られます。
↓↓ さらに太陽が昇ると急激に霧が晴れ上がってきました。 消えゆく霧を追いながら尾瀬ヶ原を飛んでみました。ここは下の大堀川です。
↓↓ 上田代のゆるぎ田代上空。 湿原の色が褪せてきているのが判ります。やがて草紅葉に覆われると美しいでしょうね。
↓↓ 上の写真から真下にカメラを向けると長い池塘が見えてきます。池塘にはヒツジグサの葉がビッシリと浮かんでます。
↓↓ 尾瀬では60年ぶりに本格的な学術調査が行われていますが、今回、発見されたというか判明したのが、下田代の「湿原の指紋」と呼ばれる現象です。 このようなシワは他でも見られますがこれだけ広範囲に広がっているのは珍しいそうです。 ハッキリした原因は判ってませんが、波紋が広がるように沼尻川の上流側からシワが広がってます。
↓↓ こちらは、沼尻川上流側からの映像です。
↓↓ お待たせしました、動画を編集しました。 今回は地上風景の動画も少し挿入して編集しました。いつものように画面右下の歯車マークで解像度を上げて出来るだけ大きい画面で見て頂けると綺麗です。