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2018夏・帰省 【2】 出羽島空撮編 ★動画を追加。 [散歩/旅]

 今年の帰省での目的の一つでしたドローンでの出羽島の撮影です。出羽島は祖母が暮らしていて幼少期から毎週のように足を運んだ場所でとても思い出深いところです。近年は過疎化かが激しくて島民も100人を切ったと言われています。 そんな出羽島を空撮したいという想いがドローンを購入する原動力の一つにもなっていたので楽しみにしていたのですが、台風接近で飛ばせそうな天気の日が1日しかなく慌ただしく飛ばすことになりました。出来れば1泊して朝夕も撮りたかったのですが、連絡船が欠航する可能性もあったので泣く泣く日帰りでした。それでも、いろいろな所から飛ばしていろいろ撮影出来ました。動画がメインでしたのでスチル写真は少ないのですが、ベストショットも含めて掲載したいと思います。

【機材: ドローン DJI MAVIC Air】

★国交省の一年間包括許可取得済み。 また、無人航空機に関する禁止等が無いことを確認しての飛行となっています。

↓↓ 出羽島の北東側上空から。島の北部の狭い場所に民家が密集しています。知ってる限り山の中に民家があったことはありません。

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↓↓ 北部から集落と港を俯瞰。港の中は多少の時化でも荒れない良港となってます。右側に石の浜が伸びています。

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↓↓ その石の浜の現地では「州の鼻」と呼びますが、かなり遠くまで遠浅になっています。かつては長く伸びる陸地だったのでしょう。

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↓↓ 島の北西側から見ると連なる津島、大島が並びます。

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↓↓ 島の南側です。こちらは北側と違い荒々しい断崖になっています。この日は台風のうねりが強くて高い波が打ち付けて白くなっていますが穏やかなときは美しい透明度を誇ります。 山の中の白いのは灯台です。

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↓↓ 島の北部集落を俯瞰。狭い土地に密集して建っています。左下はもともと陸地ですが、右側は浜だったところを埋め立てたと言われています。

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↓↓ 石積みの堤防。このような堤防や護岸が島には多くて過去どんな台風にも耐えるほど頑丈です。

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↓↓ 港の入り口付近は海水浴にはちょうどいい場所です。かつてあった小学校の水泳もここで行われていました。

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↓↓ 港の中がとても綺麗です。島影から登る朝陽を撮って見たいです。

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↓↓ 島の西側には洲鼻地区がありますが、ほとんど空き家になってしまいました。奥の開けたところはかつて水田があった場所です。

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↓↓ 島の山の上からの光景です。島の大部分は森林です。僕の子供の頃はもう少し畑がありましたが、今は開墾する人もいなくなり

草木に覆われてしまいました。竹林がかなり増えているのが気になります・・・。

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↓↓ 灯台と左上の海岸近くには大池が見えています。このあたりは昔からほとんど手つかずの常緑樹の森です。

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↓↓ オオバエと呼ばれる大きな岩です。崖が崩れたのはつい最近でその上には長い間展望台がありましたが、もろとも崩れてしまいました。この岩も大昔に崖の上から落ちてきたと言われています。

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↓↓ 波の威力が海底にまで届いている様子です。凄まじい泡の渦でしょうね。

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↓↓ 最後に、島から出ていく連絡船です。これは動画からのキャプチャーです。

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↓↓ 動画をいつものようにYouTubeにアップしました。 少し長いですが良かったらご覧ください。



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2018夏・帰省 【1】 [散歩/旅]

 毎年恒例の夏の帰省を8月18日~22日でしてきました。おりしも台風19号の接近が重なりまともに晴れたのは日曜日までで、その後は雨が降ったりする宜しくないお天気。さらに波も高くまともに泳いだのは2回だけ、潜っても濁りが酷くてつまらなかったです(T-T) 幸い台風19号は西に逸れたので良かったですが、その後にやってきた台風20号はそれなりに荒れたようでした。

 今回は出羽島のドローンによる空撮を予定していたのですが、何とか晴れている日に撮影出来たので良かったです。空撮の映像はまたのちほどアップしますので、今回は出羽島で撮影したスナップ写真をあっぷします。 一部町の方から撮影したのも数枚加えました。

【機材: K-5IIs SIGMA 17-70㎜F2.8-4 DC MACRO HSM】

↓↓ 出羽島の入り口にある灯台です。 釣りしてる人が多いところです。

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↓↓ 出羽島港。めっきり漁船が少なくなりました。高齢化で止める人が増えたのと人口が激減したのが原因です。 新旧の連絡船が映ってます。

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↓↓ 以前までの連絡船。身売り先が見つかったので暫くすると移動してしまいます。 なかなか速い船でした。

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↓↓ こちらが新造された新船です。 昭和中期に使われていた木造船の姿に似てます。

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↓↓ 島の家並み。 この独特な作りの家が国の「伝統的建造物群」の文化財に指定されていますが、ほとんど空き家なので、壊れる一方なので指定する意味合いが理解できません。国や町が壊れても全額補修してくれるわけでもないのです。

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↓↓ 「ひこっちゃま」と呼ばれる場所。南国っぽいですね。

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↓↓ こちらも南国ぽいハイビスカス。

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↓↓ 家並み、その2です。 島全体が「伝統的建造物群」に指定されているのでここもそうですが、青く塗られた家もあるので、どうなんだろう?とやっぱり疑問です(^-^;)

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↓↓ 州鼻地区の入り口付近です。こちら側も伝統的建造物群に指定です。

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↓↓ 台風19号の影響で波が高くなっていました。 向こうに見えるのは津島、大島です。

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↓↓ 波があるとサーフィンを楽しむ人もいますが、ここは上級者向けです。

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↓↓ 島の山頂にある灯台に続く遊歩道。ウバメガシやスダジイの森です。

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↓↓ 山頂にある灯台。

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↓↓ 島でよく見かける花。 ゼフィランサスという中央アメリカ原産の花です。 持ち込まれた物が島中に広がったようです。

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↓↓ テバジマスゲ? 最近確認された出羽島の固有種ですが、詳細がよく分からないので、いまいち断定できません(^-^;)

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↓↓ ここからの島では無く対岸の牟岐町から撮影した物です。 波が高くなり荒々しい姿と出羽島。

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↓↓ 小張崎から撮影。 右から出羽島、小津島、津島。

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↓↓ そして、出羽島のアップ。 この日から連絡船が欠航しました。

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次回は、出羽島の空撮画像です。



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晩夏?の尾瀬ヶ原 【空撮編】 【動画追加!!】 [尾瀬]

 晩夏の尾瀬ヶ原の3回目は恒例の空撮です。 尾瀬で空撮始めてからとにかく撮って見たかったのが白虹ですが、なかなか条件の良い白虹に恵まれずでしたが、今回はついにやっと撮影出来ました。 これだけでも大収穫です。 ただ、今回は動画ばかり撮ってスチル写真が少なくて一部キャプチャーしたものを掲載します。 他にもあちこちで撮りましたが、なかなか上手い具合にはいかず、ちょっとワンパターンになってきてるなあという反省ばかりです。

【機材: ドローン DJI MAVIC Air】

※空撮にあたり、会津森林管理署南会津支署、尾瀬林業の許可を頂きました。 また関係各所への事前連絡済みです。
※国交省の、「目視外・夜間・人物件30m以内の飛行」の1年間包括申請許可。
↓↓ 下田代の夕暮れ。トンボが飛び交う中をフライトさせると景鶴山の稜線に太陽が落ちていくところでした。
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↓↓ 夕陽色に染まる燧ヶ岳と見晴らしの山小屋。 良く見ると真下には「湿原の指紋」と呼ばれるしわが沢山走っていた。
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↓↓ 翌朝は濃霧。 日の出のタイミングが判らず霧の上に上げるとすでに随分高くなっていた。前回より霧が濃くてまた違う表情が美しいです。しかしこれだけ濃い霧だとドローンもぐっしょり濡れてしまいます。
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↓↓ そして、太陽が輝くようになると、白虹が出現!! 地上で出たのを確認してから、程よい高さまで上げて撮影しました。搭載のレンズでは全体が入りきらないのが残念ですが。かなり下の方にも白虹が出ているのが確認出来ました。つまり、虹は円形をしているというわけです。そこで、パノラマモードで撮影すると美しい円形の白虹が浮かび上がりました。下部の方がちょっと切れてしまったのが惜しいですね。真ん中に見えるのはドローンで出来たブロッケンです。
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↓↓ ほとんど真下の方にも白虹が続いています。
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↓↓ そしてパノラマ撮影すると全体を捉えることが出来ました!!!! クリックすると少し大きい写真が見られます。
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↓↓ さらに太陽が昇ると急激に霧が晴れ上がってきました。 消えゆく霧を追いながら尾瀬ヶ原を飛んでみました。ここは下の大堀川です。
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↓↓ 上田代のゆるぎ田代上空。 湿原の色が褪せてきているのが判ります。やがて草紅葉に覆われると美しいでしょうね。
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↓↓ 上の写真から真下にカメラを向けると長い池塘が見えてきます。池塘にはヒツジグサの葉がビッシリと浮かんでます。
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↓↓ 尾瀬では60年ぶりに本格的な学術調査が行われていますが、今回、発見されたというか判明したのが、下田代の「湿原の指紋」と呼ばれる現象です。 このようなシワは他でも見られますがこれだけ広範囲に広がっているのは珍しいそうです。 ハッキリした原因は判ってませんが、波紋が広がるように沼尻川の上流側からシワが広がってます。
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↓↓ こちらは、沼尻川上流側からの映像です。
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↓↓ お待たせしました、動画を編集しました。 今回は地上風景の動画も少し挿入して編集しました。いつものように画面右下の歯車マークで解像度を上げて出来るだけ大きい画面で見て頂けると綺麗です。


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晩夏?の尾瀬ヶ原 【お花編】

 一頃に比べると花の種類も減りましたが、それでも良ーく見ているといろいろな花が咲いています。暑いのでじっくり撮影する気力も萎えますが、とりあえず見つける度に撮影しました。 お目当てだったツリシュスランなどラン類もいくつか撮影出来ましたが、やや終盤という感じでした。今年はランも早いです。

 地味な花も少し含めて掲載します。これらの他にもいろいろありますので、是非目を凝らして見つけてみてください。

【機材: K-5IIs SIGMA 17-70㎜F2.8-4 DC MACRO HSM/Nikon P510/Nikon W300】

↓↓ ヒツジグサを水面ギリギリから撮影してみました。

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↓↓ オゼミズギク。ほぼ満開です。

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↓↓ サワギキョウ。こちらもほぼ満開。

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↓↓ シロバナサワギキョウ。 珍しい白花です。すぐとなりには普通の色のタイプも咲いているのが面白いです。

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↓↓ イワショウブも咲き出してました。早い!

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↓↓ チョウジギクもほぼ満開。早い!! たまたま飛んできたトンボが入りました。

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↓↓ ソバナ

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↓↓ マルバダケブキ

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↓↓ アカバナ

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↓↓ ミズオトギリ。 夕方の15時くらいから咲き始めて数時間しか咲いてませんので、なかなかお目にかかれない花です。

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↓↓ ミヤマワレモコウ。これが揺れるようになると秋を感じられずにはいられません。いよいよ尾瀬シーズンも折り返しです。

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↓↓ ドクゼリ

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↓↓ ヨツバヒヨドリとアサギマダラ。

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↓↓ カニコウモリ

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↓↓ オゼノサワトンボ。 見たかったランですが、見頃過ぎという感じの花ばかりでしたが、今年は多い気がします。

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↓↓ ムラサキコイチヨウラン。 こちらも見たかったラン。 これも沢山咲いているところがありました。 小さいのでピン合わせに苦労します。 下の方に見える紫色の葉が特徴です。通常は緑色で普通にコイチヨウランと呼びます。

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↓↓ 一番見たかったのがコレ、ヒロハツリシュスラン。 3週間前にもうしっかりとした蕾が上がっていたのですが天候の影響もありなかなか尾瀬入り出来ず、やっと入れましたがもう終盤の花ばかりでした。

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次回は、空撮です。


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晩夏?の尾瀬ヶ原 【1】  風景編 [尾瀬]

 猛暑が続く中、天候などで延期続きになっていた尾瀬ヶ原にやっと言ってきました。お目当てのランはすっかり終盤でしたがなんとか見れたので良かったです。 そして、やっとまともな白虹が出現して念願の空撮も出来ました。空撮の写真はまた後ほどとして、先ずは風景ですが、日中はカンカン照りでメリハリが無くて良くないですが夕景と予想外の星空は素晴らしかったです。

 しかし、避暑になるはずの尾瀬は下界に負けず劣らずの暑さで参りました・・・ 日中は30度もありまして歩きのが辛かったです。それでも日影にはいると涼しいのは山ならではでしょう。

【機材: K-5IIs SIGMA 17-70㎜F2.8-4 DC MACRO HSM】

↓↓ サワギキョウやオゼミズギクが早くも満開でした。

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↓↓ 夕方には狭い範囲ですがいい感じで色づいてくれました。 ちょうどススキがあったので一緒に撮ると雰囲気でました?

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↓↓ 燧ヶ岳の雲はまた違う雰囲気で焼けました。

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↓↓ 夕闇迫る西空に輝く金星。

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↓↓ そして、夜半過ぎには満天の星空で、天の川がクッキリと映りました。戸倉側の郊外の反射も少なかったのが幸いです。赤い色の火星の輝きが凄いです。

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↓↓ 魚眼レンズで天の川を撮影。

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↓↓ 北側の天の川もいい感じです。下の灯りは龍宮小屋。

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↓↓ 翌朝はすこーし焼けただけ。霧が立ちこめます。

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↓↓ 霧で煙る拠水林。

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↓↓ 池塘も濃い霧で幻想的でした。

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↓↓ そして、待望のはっきりした白虹が出ました。白虹は強弱を繰り返しながらも長い時間見えていました。

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↓↓ こういう雲が出ると変化があって良いですが、強い風が吹く事が多いです。この時も平均8mくらいの風でした。

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↓↓ 池塘の色もはっきり変わるようになってきて温度以外は晩夏の様相です。

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次回は、お花編です。


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