晩夏の尾瀬 【1】 [尾瀬]
先月から週末のたびに天候不順が続きなかなか尾瀬入りが出来ませんでしていろいろな見たかった花を逃してしまいましたが、8月に入っても天気は安定せずですが、帰省もありつぎに尾瀬入りするのは9月の上旬になってしまうので、日々変わる天気予報と睨めっこしながらいちばん雨が降らなさそうな12~13日を選んで尾瀬ヶ原に行ってきました。しかし、雨予報の12日土曜日はあまり降らず、逆に天気回復の筈の13日日曜日は雨が降ったりやんだりで、まったく予報があてになりませんでしたが、この時期に見ておきたかったランたちには会うことが出来たので行って良かったです。
日曜日は欲張ってアヤメ平を歩いて下山しましたが稜線だけ雨に祟られて散々でした・・・ 晩夏ですが沢山の花が咲いているので花メインで掲載します。風景は天気が悪かったのでスナップ写真程度です。
【機材: K-5IIs 17-70mmF2.8-4 DC MACRO HSM [C]/Nikon P510/Nikon W300】
↓↓ 早朝から入りましたが、低い雲が常に垂れ込んで天気は不安定でした。湿原の色合いも少し褪せてきましたね。
↓↓ ヒツジグサはまだ咲いてませんでしたが蕾は多いです。
↓↓ 上の大堀川橋。白い花はノリウツギ。
↓↓ 中田代もどことなく草の色が変わってきました。
↓↓ お昼ごろになってすこーし青空も見え隠れしますが雲優勢で夕方には小雨になってしまいました。
林床では花はとても少ないですが湿原やその付近ではいろいろな花が咲いていて楽しめます。とくに晩夏の花が咲き始めていて季節の移ろいの速さを感じました。曇り空なので花の撮影には都合が良かったです。
↓↓ オゼミズギク。 晩夏の花の代表選手ですね。そろそろ見ごろのようです。
↓↓ トモエソウ。 今回はタイミングが良かったようで新鮮なのをあちこちで見かけました。
↓↓ オトギリソウ。 こちらもあちこちで見かけます。
↓↓ コケオトギリ。 とても小さなオトギリソウの仲間です。 モウセンゴケと比べてもその小ささが判ります。
↓↓ マルバダケブキ
↓↓ オタカラコウ
↓↓ オゼコウホネ。 もう終わりかけです。
↓↓ チョウジギクが咲き始めました。
↓↓ サワギキョウ。 これも晩夏の花の代表選手ですね。
↓↓ コバギボウシ。 どちらかというと夏の花です。
↓↓ クガイソウ
↓↓ オゼヌマアザミ
↓↓ ヤナギランも咲き始め。
↓↓ ヨツバヒヨドリ
↓↓ サケバサワヒヨドリ。 上のヨツバヒヨドリに似てますが葉の状態が違います。また湿原など湿ったところに生育しています。
↓↓ クロトウヒレン。 尾瀬でも珍しい花の一つです。
↓↓ コオニユリ。この時期、湿原にオレンジ色の花は良く目立ちます。
↓↓ 存在感抜群の、オオウバユリ! 少し甘い香りがします。
↓↓ イブキトラノオ
↓↓ イワショウブは咲き始め。
↓↓ ナガバノモウセンゴケ。 花はとても小さくて高く伸びるのでこうして下部と一緒に撮るのは難しいです。ちなみに尾瀬にあるモウセンゴケ3種とも花は同じです。
次回、魅惑のランたち!!