レナード彗星&ダイヤモンド富士擬き [天体写真・電子観望]
2021年12月27日撮影。
接近しているレナード彗星がバーストを起こして予想より明るくなり尾もかなり伸びているとのことで話題になってますが日本からは低空で条件が悪く光害地では余計に撮影が難しいです。写るには写りますが・・・ ということで少しでも条件の良い高尾山に行って来ました。ここから西側は比較的光害の影響は少ないです。
予想どおり、数秒の露出でも尾が写りました。コンポジットという方法で加算合成するとさらにはっきりと尾が分かります。久しぶりに彗星らしい彗星を撮影出来たなと言う感じです。日本から見れるのは今月いっぱいで残り僅かです。
高尾山からはかなりズレたもののダイヤモンド富士に近いのがみれるので撮影してみましたが強い風で雪煙が棚引いて山頂に太陽が接するのは見れませんでした。
【機材:SONY α6600/PENTAX M200mmF4/TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD】
※彗星はナノトラッカーで自動ガイド。 撮影後にステライメージでコンポジット(2枚目のみ)。
↓↓ レナード彗星。尾がはっきり見えますね。換算300㎜から500㎜程度にトリミングしてます。露出8秒 ISO800
↓↓ こちらは露出15秒を4枚コンポジットして調整をかけたもので、さらに尾がはっきりしました。少し赤っぽいのは1枚目より低空に下がった影響です。
↓↓ 高尾山山頂から見て道志山塊の稜線に沈んで行きました。
↓↓ 順番は前後しますが。ダイヤモンド富士です。うまく山頂に乗ってるようには見えますが・・・。
↓↓ 望遠で撮ると巻き上がった雪煙が棚引いて太陽がマフラーを巻いてるようです。
↓↓ 山頂からはかなりズレて沈んで行きます。
↓↓ 富士山には沈みましたが平野の方はちょうど夕陽が照る時間帯ですね。都心のビルや東京タワーが赤く染まってました。
↓↓ 湘南方面です。相模湾の向こうに三浦半島、その向こうの山は房総半島です。
↓↓ 再び富士山、雪煙がもうもうと舞い上がってました。
太陽が完全に日没した時間です最後の光が綺麗です。
↓↓ ビーナスの帯は微妙でした。低空に薄い雲があるようです。
↓↓ 街の夜景とちょっとわかりにくいですが昇るオリオン座。