ダイヤモンド富士【動画を追加】 [高尾山/奥多摩界隈]
2021年12月18日撮影。
帯状疱疹後神経痛が治らないまま年越ししそうですが、我慢できないほどでもないので思い切って高尾山に出かけてきました。目的は毎年恒例のダイヤモンド富士です。毎年冬至を境に前後数日見られる現象です。別の目的もあったので一緒に撮影しようと向かいました。コロナもおさまり人は多め。
寒気による北風も静かになりほぼ無風、朝からド快晴で富士山もすっきり見えていて期待が持てます。午後16時過ぎると太陽はギラギラと富士山山頂に近づき、16時9分ころに山頂に接触。急速に山頂に沈んでゆきました。まったく雲や吹き飛ぶ雪煙の邪魔もなく稀に見る爽快なダイヤモンド富士でした。
その後は、暗くなるまで撮影しながら待って2つ目の目的のレナード彗星を撮影しました、その写真はまたのちほど。
【機材:SONY α6600/TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD】
↓↓ この冬一番の寒気が入り空気もすっきりで江ノ島もよく見えていました。
↓↓ 高尾山ではまだ点々と紅葉が残っていました。
↓↓ 日陰にはシモバシラが出来ていました。まだ少ないようですがこれから本番です。
↓↓ 山頂からの富士山も雲一つなくすっきりです。雪煙も少ないようです。
↓↓ 待つこと1時間あまり、いよいよ太陽が富士山に近づきカメラマンやギャラリーがざわめき始めます。今回はノーフィルターです。
↓↓ 山頂に近づくと太陽の熱で溶けあがったように雪煙が太陽に吸い寄せられるようです。
↓↓ そして16時9分ころ山頂に太陽の端が接続したと思われます。22日の冬至の日はこの瞬間が山頂のど真ん中になります。
↓↓ 半分くらい沈みました。やはりまだ少しズレてますね。高尾山からのダイヤモンドは太陽の見た目の直径と富士山山頂の幅がほぼ同じと言う奇跡の場所と言うことでも有名です。
↓↓ ぐんぐん沈みます・・・
↓↓ 完全に沈み、最後にキランッと光りました?
↓↓ 沈んだ後、ジューというように雪煙が舞い上がります。
↓↓ 完全に沈んでシルエットです。
↓↓ 同時に東の空では美しい現象が始まっていました。ビーナスの帯です。 昼と夜の境目に出るピンク色の帯の事を差しますが、れっきとした天文現象です。冬の澄んだ夕空にははっきりと表れます。
↓↓ 江ノ島方面は夕焼け色。
↓↓ 満月間近の月が昇ってきました。 鉄塔の上はカラスです。
↓↓ そして、すっかり薄暗くなると西空はトワイライト。美しい時間帯です。
↓↓ すっかり暗くなると星たちが見えてきます。 富士山のそばのは金星です。
↓↓ 月明かりで浮かぶ富士山、そののふもとに沈もうとする金星と相模湖ピクニックランドの夜景。
↓↓ 下山道では恒例の夜景を撮影しました。 こちらは横浜方面です。奥にランドマークタワーが見えます。
↓↓ 都心方面、ビル群の向こうに東京スカイツリー。ちょっと右のとがったのは新宿のdocomoビルです。
↓↓ 下山中に赤いライトで観察している人たちがいました。声をかけるとハクビシンがいるとのことでiso12800で撮影。何とか特徴的な白い鼻筋がわかりますね。ピントがなかなかこなくて大変・・・ 本命はムササビだそうです。
↓↓ 人の気配に動じもせず何か食べ物を探しているようでした。
↓↓ ダイヤモンド富士と前後含めて動画と写真で編集してみました。1分ちょっとの短い動画です。
2021-12-20 15:35
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