奥多摩渓流空撮テスト [カメラ機材・山道具など]
このところ週末になると天気が良くなくて高尾山にも行けてません。そんなおりに空撮目的で最近流行の?ドローンを購入しました。本格的なのは買えませんが、そこそこの画質でフルHD動画が撮れるものがいいだろうということで少し高かったですが、人気メーカーのDJIのSPARKを購入しました。 小型ながら2軸ジンバルも付き、送信機を使うと500mまで飛ばせます。高さは150mまでとなっています。150mは無人機の航空法での基本的な限度です。それ以上は申請して許可が必要になります。 ドローンではこの航空法で規制されていますのでルールを守らないといけません。特に人口密集地ではほぼ無許可では飛ばせません、密集地に隣接するような河川敷や公立の公園も駄目となっています。 しかし奥多摩までくるとその規制地区からは外れるので、周りに注意すれば飛ばせるという感じです。 奥多摩町は「ドローン特区」になっているそうです。 まあ厳密にいうといろいろあるようですが、法的拘束力の無いグレーゾーンだそうです。 とはいえ先に書きましたように、迷惑が掛からないように飛ばすのが原則です。
ま、小難しいルールを守りつつ、新調したSPARKで飛ばしてみました。
★★無人機航空法に違反しない範囲で飛行させております。★★
【機材: DJI SPARK 】
↓↓ このあたりの渓流沿いの紅葉はとても綺麗なところですが、次第に色づいてきてました。今年はちょっと早いです。台風21号の雨でダムの放流が続いて濁流が川幅一杯に流れていました。
↓↓ 高度約100m上空から撮影。 基本的にその場でホバリングするようになっているので、手を離しても上空でホバリングしてくれるので、撮影に集中出来ます。 メカニカルジンバルは手元のダイヤルでカメラの角度も変えられるのでこのように真下を向けて撮影することも簡単です。
↓↓ 下流側は逆光です。 逆光性能も良いようで、派手なフレアも出ません。 耐風性能もあり風速7mくらいなら飛べるようです。
↓↓ 動画からのキャプチャーです。 川原にいるのは私です。 川の上を飛ばすのはちょっとヒヤヒヤしますが、練習するには人もいないのでちょうどいいです。落ちたら終わりですが・・・(^-^;)
↓↓ これがDJI社のSPARK。 1つのバッテリーで約15分くらい飛ばせます。 バッテリーが少なくなると自動的に離陸したところまで戻って来ます。但し、向かい風などで急激にバッテリーが消費するようなときは、その場に緊急着陸してしまうので注意が必要です。
秋の尾瀬ハイク 【2】 【写真追加】 [尾瀬]
おまたせしました、「秋の尾瀬ハイク」、2回目ですが、あまりパッとした写真がなくて選ぶのにトホホな状態でどうしたものかと思いましが、少しばかりアップします。 風景以外にも少し混ぜてあります。
もうこの写真のような紅葉は見れないかもしれないので速報性としては参考にしないようにお願いします(^^;)
きっと今頃は戸倉付近や富士見下、ブナ平あたりが見ごろになっていると思います。本格的に寒くなってきたので落葉が進むでしょうね。いよいよ尾瀬シーズンもあと僅かです。あと最低1回は入って今年の尾瀬を締めくくりたいです。
【撮影機材: K-5IIs 17-70mmF2.8-4 DC MACRO HSM [C] / Nikon W300】
↓↓ 連休最終日、雲が多くどうかと思いましたが、ほどほどに色づいてくれましたが、この程度がピークで朝焼けって感じにはなりましせんでした。霧も急速に消えてしまい白虹はダメで、月夜の白虹とのW白虹は残念でした。
↓↓ 長沢新道入口付近の紅葉です。 遠目には綺麗ですが、やはり傷んでいました。 縦に撮るとなんとなく雰囲気が良いですね(^^;)
↓↓ 同じく長沢新道の少し奥の森の紅葉です。 ブナやミズナラが多いので尾瀬の秋は「黄葉」と書く方がしっくりきます。
↓↓ おなじみの定番撮影ポイントですね。 その昔はかなり有名でしたが、最近はそうでもないようでじっくり構えて撮ってるカメラマンは少なくなりました。 ここのシラカンバも年々衰弱してるようなので近い将来枯れてしまうでしょう。 湿原に根付くシラカンバの宿命です。
↓↓ 上田代のゆるぎ田代付近の池塘ですね。色づいたヒツジグサと秋色の至仏山の組み合わせです。
↓↓ アザミの果穂だと思いますが、草紅葉を背景に秋らしい光景です。
↓↓ テンマ沢付近の紅葉です。ここも縦撮りで木道を入れて雰囲気を出してみました。
↓↓ こちらは、鳩待峠から石段と木製階段を下って最初の沢、ハトマチ沢付近の紅葉です。毎年見事になりますが今年もいい具合で光がさすと見事です!!
↓↓ こちらもハトマチ沢です。人が次々来なければじっくり撮影したい場所です。
↓↓ 鳩待峠まであと少しの石の階段沿いも美しいです。いつもは苦しい場所ですが今回は黄葉が癒してくれました。
↓↓ 至仏山で盛んにホシガラスが「松ぼっくり」を採って食べてましたね。なかなか外れないので全体重を乗せるように羽ばたいて引っ張ってもぎ取る感じでした。
↓↓ とても人慣れしたカルガモです。 まったく逃げず何かを必死に食べてました。 1シーズン住み着くとここまで人慣れするみたいですね。
↓↓ 竜宮現象の出口で覗きこむと不思議な模様が自分の陰に出来てました。たぶん光の屈折、解析現象のようなものだと思いますがブロッケンみたいで面白いですね。名付けて「水ブロッケン」とでも命名しましょうか?(^^;)
↓↓ 最後は手前味噌ですが、この秋から龍宮小屋で発売しました、「オコジョ缶バッジ」です! 1個350円です。 まだ少しテスト的な売り出しでもありますので来年は少しデザインが変わるかもしれません。ちなみに今年の営業は10月29日までです。
秋の尾瀬ハイク 【1】 [尾瀬]
10月7~9日で秋の尾瀬を散策してきました。もちろん紅葉狙いでしたが、見頃とは言うものの葉が痛んでるのが多くてアップ写真に耐えるようなのは少なかったです。また茶色になってる木々も多くて全体的にはいまいちに印象です。それでも一般のハイカーにはとても美しい紅葉の尾瀬には見えるのでしょうね。 今回は紅葉狩りも出来ましたが、珍しい月夜の白虹も出現して、初日から最終日までまずまず見所があった2泊3日でした。 大量に撮影してますが、大ざっぱにピックアップして掲載します。 まずは土曜日と日曜日の分です。
【機材:K-5IIs SIGMA 17-70㎜F2.8-4 DC MACRO HSM/DA14mm F2.8】
↓↓ 土曜日はお昼過ぎに山の鼻に入りまして、昼食していたら陽差しも出るようになって来たので、思い切って至仏山の森林限界まで登ってみましたら、光と影が織りなす素敵な光景になってました。雲間から差し込む光線が草紅葉の湿原に落ちて綺麗です。奥にはスポットライトのようになっていました。まるで水蒸気が上がってるように見えますが漂ってる雲が輝いているようです。
↓↓ 縦撮りで牛首山をメインに捉えてみました。
↓↓ 森林限界の標識付近の低木の紅葉が見頃でした。
↓↓ 湿原に咲き残るエゾリンドウが哀愁を誘いますね。
↓↓ 夕焼けも無く、夜半前には明るい月が昇ってくるので星空は直ぐに消えてしまいました。ちょっと幻想的です。このあと小雨が降ったりやんだりと忙しい天気でした。
↓↓ 上田代で白虹狙うか迷いましたが、再び森林限界へ登ってしまいました(^-^;)バカです・・・ 付いた頃にはいい感じの雲海と明け方の空でしたが、あっという間に曇ってしまい朝焼けも無く、日の出もわかりませんでした・・・
↓↓ すでに日の出の時間ですがどんよりした空模様。それでも、湿原を漂う霧は激しく動いて生き物のようでした。
↓↓ 山肌に絡みつくようにうごめく霧が印象的です。
↓↓ やっと光が漏れてきました! なんだかいい感じなのでパシパシと撮影。
↓↓ なかなか荒れてこないので諦めて下山。するとピーカンでした(^-^;) 見本園の池塘と燧ヶ岳。
↓↓ 上田代のゆるぎ田代付近。牛首山を背に光を浴びたシラカバの黄葉が輝いて綺麗です。
↓↓ 中田代の池塘に映り込む景鶴山。 紅葉の帯がいい感じです。
↓↓ 下の大堀川のビューポイントから牛首山遠望。
↓↓ 長沢新道沿いの寺ヶ崎の紅葉。
↓↓ 東電尾瀬橋付近の紅葉。ここは例年綺麗なところです。
↓↓ 段吉新道付近のミズナラの紅葉が美しかったです。
↓↓ 平滑ノ滝。 向かい側の紅葉も最盛期のようです。
↓↓ 春以来の三条の滝は紅葉の見頃でした。なかなかタイミングが合いませんが今年はいい感じですね。 しかもこの時期にしては水量が多くて迫力満点でした。
↓↓ 滝壺を背景に紅葉。
↓↓ 夜は次第に雲がとれて星空が広がりました。
↓↓ そして、この夜は幻の月夜の白虹が現れました! しかも長い時間出ていて、集まっていた尾瀬仲間や最終的には龍宮小屋の小家主さんまでカメラを持ちだして撮影。初めて見たという月夜の白虹に興奮していました! ハッキリした白虹はなかなか出ませんからほんとうにラッキーでした。 これは十字路で撮影。まだ月の高さが低いので綺麗な円弧になってます。
↓↓ 霧が消えたので小屋で談笑していましたが、気になって外に出てみるとまた出始めていたので、皆さんで出撃! 今度は小屋のすぐ前で撮影出来ました。しかも最初よりハッキリしていてファインダーでも判るくらいでした。 さっきより月の高度が上がり円弧が潰れてきてますね。
↓↓ ここでは1時間くらいも撮影出来ました。大量に撮影しましたが、なかなか思うようには撮れて無くてちょっとガッカリですが、希少な月夜の白虹が撮影出来たのが今回一番の収穫ですね。 月の高度もずいぶん上がってるのでかなり扁平しています。このあと22時くらいには完全に潰れてしまいましたが、まだ出ていました。 ちょうど上空には夏の大三角形が見えていたので縦位置で撮影してみました。虹がギリギリになりましたが、好きな1枚です。
↓↓ 小屋を引き上げてテントのある見晴らしへ。 こちらは霧もほとんどなくて月が煌々と輝き湿原を照らしていました。
次回は最終日の写真などです。
中秋の名月
10月4日、本日は中秋の名月です。名月だからと言って満月になるとは限りません、今回も満月直前のやや欠けた月でした。しかし、東京地方はなかなかスッキリ晴れなくて困りましたが良く見ると雲が月光を浴びて少し虹っぽくなっていたのでなんとか撮れないかと撮影してみました。ただ雲の明るさを出すとどうしても月が露出オーバーになるのですが薄い雲が減光してくれるタイミングで何度も撮影して何とか月の模様が残る程度で撮影することが出来ました。
その後、雲間からスッキリ見えた月をやっと撮影出来ました。
【機材: K-5IIs DA50-200mm F4-5.6/Nikon P510】 ※クリックで拡大表示します。
↓↓ ちょっと幻想的な雲間のお月様です。 (K-5IIs DA50-200mm F4-5.6で撮影。)
↓↓ スッキリと出たところでNikon P510でデジタルズームで撮影。 ソフトで補正しています。