夏の尾瀬ヶ原と至仏山【3】 お花編~尾瀬ヶ原~ [尾瀬]
前回の至仏山の花に続いて今回は尾瀬ヶ原の花たちです。例年ならニッコウキスゲのピークですが、食害など環境の激変で激減してしまった尾瀬ヶ原のキスゲは少し復活したらまた鹿に食べられたりするのでまつたく増える気配がないです。以前のような黄色い絨毯をまたみてみたいものですが、環境省が対策に本気を出さないので絶望的です。
それでも、キスゲに変わるほどの花の種類が咲くのが広大な湿原です。小さな花もあれば目立つ花もあります。ただ歩くだけでなくてそういつた花を探しながら歩いた方が価値があるというものです。例によって全部の掲載は出来ませんが出来る限り多くアップしてみました。
【機材:K-5IIs SIGMA 17-70㎜F2.8-4 DC MACRO HSM / Nikon P510】
↓↓ キスゲ咲く木道。
↓↓ オトギリソウ
↓↓ イワオトギリ。 オトギリソウより花弁が狭い、枝分かれが多い、葉先が尖るなど見分けるポイントはあります。
↓↓ コケオトギリ とにかく小さいです。
↓↓ トモエソウがもう咲いてました。
↓↓ キンコウカは満開です。
↓↓ コタヌキモ。ラスト1輪という感じでした。
↓↓ カキランがもう満開。
↓↓ コアニチドリ
↓↓ コバノトンボソウ。 距が情報に跳ね上がるのが特徴です。下がるとホソバノキソチドリ。
↓↓ ミズチドリ
↓↓ キリガミネアサヒラン。 通常のアサヒラン(サワラン)と違い花が完全に上を向く物が該当するようです。この株の周りにも数株、同じようなのがありました。
↓↓ ヤチラン。 湿原の草の中にひっそりと咲くのでとても探しにくいランです。
↓↓ ヒロハツリシュスラン(ツリシュスラン)。 まだ蕾ですが7月にこの状態になるのは珍しいです。咲く頃にまた訪れたいです。
↓↓ ナガバノモウセンゴケ。
↓↓ モウセンゴケ。 どちらもツイ差奈白い花を咲かせます、ほぼ同じようですが、微妙に違うようにも見えます。
↓↓ ヒツジグサも咲き出してます。
↓↓ オニシモツケ。拠水林に特に多く咲いてます。
↓↓ オオウバユリ
↓↓ オオマルバノホロシ
↓↓ コバギボウシ。花の中にセセリチョウが入ってます。
↓↓ ノアザミにもセセリチョウ!
↓↓ コオニユリも咲き出しました。
次回はいよいよ空撮写真です。
2018-07-19 22:53
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コメント(4)
うふふなお写真がたくさん^^
異常にセセリが多かったですよね〜♪
by achami (2018-07-20 10:47)
achami さん
そうそう、かなりセセリチョウが多かったですね。いろんな花で蜜吸ってました。セセリチョウが豊作かな?(^-^;)
by てばまる (2018-07-20 20:03)
こんにちは。
ニッコウキスゲは残念でしたが、他の花は楽しめたようですね。
シカ増加は温暖化の影響ですかね?
尾瀬は広過ぎて田畑のように電気柵、、、というわけにもいきませんし・・・。
by senda (2018-07-20 22:53)
sendaさん
夏の花を先取りしたかんじでいろいろ咲いてました。
キスゲは、温暖化で霧などのお湿りが減ってるのが原因とそれに拍車を掛けて鹿が増えて食べているのが問題ですね。年間200頭くらい罠で捕獲しているらしいですが、それでも追いつかないみたいです。
by てばまる (2018-07-21 18:54)