氷瀑！ 百尋の滝 【動画追加】

　1月14日は、奥多摩の百尋ノ滝に行って来ました。　以前からこの滝は寒さが続くと氷瀑になると聞いてましたので気になってました。1週間前には凍結したというヤマレコの情報でしたが、その後の雨と暖かさで全部溶けてしまい、数日前に少し凍り始めたということで満を持して向かったわけですが、予想以上に凍り、まさしく氷瀑になっていてビックリしました！！　ただ到着時には数名の若者がいい場所を占領して昼食していたので、去るのを待っていたら陽が入ってきてしまい、冷たさの無い写真ばかりになってしまったのが残念ですが、まずまず満足できる規模でした。また、ドローンでの空撮も行いまして、この手の映像はたぶん誰も撮ってないでしょうね。

【機材：　K-5IIs　SIGMA 17-70㎜F2.8-4.5　MACRO／空撮、DJI　SPARK／動画、Nikon W300】

※空撮にあたっては無人航空機のルールに従い撮影。また、河川管轄の西多摩建設事務所への連絡済みです。　

↓↓　氷瀑と化した百尋ノ滝！　素晴らしいです！！　滝下の氷の山は崩れた氷です。これだけのものが出来ては崩れしたというわけですから全体が凍るには何日もかかるわけですね。

↓↓　滝下まで近づいて見上げるとまた迫力が違います！！　

↓↓　陽がドンドン入ってくると氷が崩れ始めます。

↓↓　青空と一緒に見上げてみました。

↓↓　そして、空撮です。　滝下から枝を避けながらなのであまり上げられませんし、動かせないのですが、なんとか滝壺を見下ろすくらいで撮影しました。

↓↓　少し場所を変えたところから飛ばして空撮です。すっかり陽が入ってしまいましたが、全体に光が当たっているので明暗差が少なく

いい感じです。　随分離れたところからコントロールしていますが氷が崩れ落ちる音が何度もしていました。

↓↓　少し角度を変えて撮影。　滝の真ん中あたりの氷はほとんど落ちてしまったようです。

↓↓　滝の周りには不思議な形の氷がいろいろあって、これだけでも楽しめました。　

↓↓　幾何学模様の氷の結晶。

↓↓　岩から染み出た水がつららになっていました。このような光景は渓谷のあちこちで見られます。

↓↓　百尋ノ滝以外の滝はほとんど凍らないようでしたが、やはりこのルートは滝好きには良いですね。

↓↓　最後に、下山直前に、もう一度、百尋ノ滝を周りの山々と一緒に撮影です。　出来たら雪景色も撮影してみたいですね。

↓↓　動画を編集しました。　滝直前の空撮はGPSが利かないので何度も何度もチャレンジして一番旨く高く上昇したのを採用しました。ご覧のように枝の間を通過させるのが難儀でした。Full HDだと画角が狭まくなり、所謂クロップなので近いように見えますが、実際はさほど接近してません。４Ｋだともっと広角で撮れるので将来的にはそちらの機種が欲しいです。

コメント 6

やっぱり百尋ノ滝は奥多摩随一の名瀑ですね。氷結した滝以外の造形もまたひときわ美しいです。雪が降ると透明感が損なわれてしまいますし、なんだかんだ言って陽射しも日増しに強くなっていきますから、狙えるのはごく短期間で貴重だと思います。
by 鉄まんアトム (2018-01-15 18:17) 

東京都の奥座敷は素晴らしい秘境ですよね～
氷瀑や氷塊がいいですね。
幾何学模様の氷の結晶は初めて見ますが面白いですね。
いや～、見ているだけでブルブルっと酷寒が伝わってきます。


by happy (2018-01-15 20:10) 

鉄まんアトムさん
　ちょっと行くのが大変ですが深山の秘滝って感じでいいですよね～　こういうのを見てしまうと、もといろいろな滝や氷瀑を見てみたくなります。またイケナイ世界に足を踏み込みそうで怖いです(^-^;)
　今週は気温が上がるのでまた一度全部溶けてしまう可能性ありそうです。

by てばまる (2018-01-15 21:14) 

happyさん
　出だしから氷点下の行軍でしたが、滝に着く頃には汗ばんでました。この滝の直前の岩ルートがまた別の意味でゾクゾクします(^-^;)
　ここはいろんな形の氷の造形が見れるので滝と合わせていくとなかなか楽しめます。

by てばまる (2018-01-15 21:16) 

こんばんは！
いやいや、素晴らしい氷瀑ですねー！
変った形の氷塊も素晴らしいー！
ところで、登山道の積雪状況はいかがでしょうか？
コースは川乗林道のピストンでしょうか？
by toshibeh (2018-01-16 21:52) 

toshibehさん
　今冬は雪が降ってないので、雪道では無く乾いてますので安全です。ただし渓谷沿いの道は一部凍結してることがあります。
　ルートは、川乗橋から林道を歩いて途中の登山口からは登山道で百尋の滝まで行きました。滝だけ目当てなので川苔山には上がってません。
　帰りは、滝の手前にあるバリエーションルートで林道まで上がってから林道を使って下山しました。
by てばまる (2018-01-17 00:01)